アクセス数とは〔前編〕
Webサイトを運用するにあたって、誰もが[アクセス数]という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
「Webサイトにどのくらいの人が訪れたのか」を表すアクセス数ですが、数える基準や対象によって、さまざまな種類があります。
そんなアクセス数に関して、前編後編に分けて解説します。
今回の前編では、アクセス数の種類やアクセス数を調べる方法について
後編では、アクセス数を増加させるための施策例などを説明します。
ぜひ参考にしていただけますと幸いです!
そもそもアクセス数とは?
冒頭でもご説明した通りアクセス数とは、特定の期間内にどれだけの人々がWebサイトに訪れたのかを示す指標です。
PV(ページビュー)数・セッション数・UU(ユニークユーザー)数など、さまざまな切り口で測定されます。
それぞれ異なる観点からアクセス数をカウントすることにより、Webサイトの特徴・傾向などを総合的に判定することができます。
アクセス数の種類
上記で挙げました、基本的なアクセス数の種類について紹介します。
PV(ページビュー)数
ユーザーが「Webサイトのページを閲覧した(読み込んだ)回数」のことを指します。
1人のユーザーがあるWebサイトを訪問し、4回閲覧した場合、PV数は4となります。
セッション数
ユーザーが「Webサイトのページに訪れてから離れるまでの一連の行動」を1回と数えるものです。
1人のユーザーがあるWebサイトを訪問して離脱した後、時間を置いて、再度同じWebサイトを訪問して離脱した場合、セッション数は2となります。
UU(ユニークユーザー)数
「Webサイトのページに訪れたユーザー数」を指します。
1人のユーザーが、あるWebサイトを何度訪れても、UU数は1となります。
セッション数と間違えやすい項目ですが、セッション数は「訪問した回数」・UU数は「訪問した人数」です。
アクセス数を調べるには?
Webサイトのアクセス数を調べるには、アクセス解析ツールが必要不可欠です。
弊社でも利用しているGoogleアナリティクス4(GA4)は、アクセス数だけでなく、ユーザーがどの経路からWebサイトに訪れたのか、どのページがサイト内で最も閲覧されているのか等、詳細なデータを得ることができます。
アクセス数を調べるメリット
アクセス数を調べることで、ユーザーの関心や行動を把握することができます。
具体的には、下記のようなメリットがあります。
- どのページが人気か、どこでユーザーが離脱しているかがわかるため、具体的な改善施策を講じることができる
- 広告やキャンペーンの効果を数字で確認できるため、どの施策が成功しているかを判断できる
- ユーザーの行動パターンを分析することで、ターゲット層に合ったコンテンツやサービスを提供しやすくなる
また、改善施策を実施することによってアクセス数の増加を実現できれば、結果的にコンバージョン率の向上にも繋がります。
おわりに
このように[アクセス数]と一括りに言っても、様々な種類があります。
PV数・セッション数・UU数などを正しく理解することでより効果的なWebサイトの改善やWebマーケティング戦略立案が可能になります。
次回の後編では、アクセス数を増加させるための施策例などを解説いたします。
お楽しみに!
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