サイトの目的は明確ですか?そろそろ見直してみませんか?

かつては「見やすく、わかりやすい」と感じていた自社サイト。
気がつけば「見づらく、伝わりにくい」サイトになっていませんか?
企業のサイトは、自社の商品やサービスが増えるにつれ、意図せずサイトの構造が複雑になり
がちです。
その結果「何を伝えたいのか」「どんな行動を促したいのか」といった目的が曖昧になり、
ユーザーにとって「見づらく、使いづらい」サイトへと変わってしまうケースも少なくありません。
サイトは目的に沿った構成になっているか?
公開当初は「商品を紹介する」「お問い合わせを増やす」など明確な目的があったはずです。
しかし、事業の変化や新サービスの追加などとともに、サイト構成も少しずつ変化し、
当初の目的とのズレが生じている場合があります。
たとえば、当初は「商品を紹介する」という目的に沿い、当初は新商品が出るたびに追加していましたが、商品の数が増え、今では目的の商品が探しづらくなっているというようなことです。
これは、いつの間にか目的が「商品を紹介する」から「商品を掲載する」に変わってしまって
いた結果なのかもしれません。
もし、ズレを感じているのなら「このサイトの目的は何なのか?」という視点で見直し、
目的を明確にしてみましょう。
そうすることで、現在のサイトの改善策に気づくことができるかもしれません。

目的が不明確だと伝わりにくい
例えば、さきほど述べたように「商品を紹介する」から「商品を掲載する」という目的に
いつの間にか変わってしまっていたケース。
これは「新商品をすべて掲載する」という考えのもとで更新を繰り返すうちに、今、売り出したい商品が埋もれてしまった。または探しにくくなっている。という可能性が考えられます。
レストランでメニューを開いたとき、料理の写真がたくさん並んでいるのに説明が少なく、
ページ数がやたら多かったらどうでしょう?
「どのメニューがおすすめ?」「何を頼んだらいいの?」と迷ってしまいますよね。
Webサイトも同様です。
掲載する情報を整理し、優先順位を明確にしてあげないと、ユーザーは戸惑い、目的の商品や
ページにたどり着く可能性が低くなってしまいます。
それが結果的に、ユーザーに「わかりづらい」「使いづらい」という印象を与えることに
繋がってしまうのです。

“サイトの目的”を見直す
まずは「このサイトの目的は何なのか?」を見直して、目的を明確にしましょう。
サイトの目的が明確になれば、情報の優先順位が整理でき、スムーズな導線を作ることが
できます。
たとえば、以前は「資料請求を増やすこと」が目的でしたが、現在では「新サービスの認知拡大」が目的になっていることもあるでしょう。
事業の変化や新サービスの追加などにより、目的が変わるのは自然なことです。
大切なのは、その変わった目的と現在のサイトの目的が合っているかを見直し、
現在のサイトの目的がズレていないか検証することです。
レストランのメニューに例えるなら、現在「新メニューの注文を増やす」という目的に対し
・「新メニュー」が他のメニューよりも大きな画像で載っているか
・料理の説明が食べてみたいと感じる内容になっているのか
などを見直し、目的とズレていないか考えるということです。

目的に合わせてサイト構成を整える
現在の目的が明確にできたら、その内容に合わせてサイト構成やビジュアル、導線などを
最適化しましょう。
たとえば、「資料請求を増やすこと」から「新サービスの認知拡大」に目的が変わったとします。
この場合、以下の対応策が挙げられます。
・新サービス紹介ページを制作し、このページへの導線を目立つ箇所に作る
・資料請求ボタンを控え目にし、新サービス紹介ページへの導線を強くする
この対応により「新サービスの認知拡大」に向けた、わかりやすい導線が最適化されます。
このように明確な目的に沿ってサイトの構成を整えることが大切なのです。

まとめ
いかがでしたか?
今回は、“サイトの目的を見直す”にはじまり、その見直しにより明確にした目的から
サイトの構成を整えるまでをお伝えしました。
実は、この「サイトの構成を整える」ことを「UI/UX設計」と言います。
お聞きになったことのある方もいるのではないでしょうか?
■UI(User Interface:ユーザーインターフェース)
見た目や操作のわかりやすさのことを指します
例えば
・ボタンの色がわかりやすい
・メニューがどこにあるかすぐにわかる
・スマホでも文字が読みやすい
など
■UX(User Experience:ユーザーエクスペリエンス)
ユーザーが使って感じる体験のことを指します
例えば
・欲しい情報がすぐに見つかった
・資料請求がスムーズにできた
・エラーになっても丁寧に説明してくれたから安心できた
UI/UX設計は奥が深く、上記はその一部です。
機会があれば、改めて深掘りしてお伝えしたいと思います。
メディア・ラボでは、「よりそう」「くみとる」「カタチづくる」をモットーに、お客様のニーズに対応しています。
もし「今のサイト、見直すべきかも…?」と感じたら、まずはお気軽にメディア・ラボまで
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